DeNA移籍の藤岡「ありがたい」
DeNAは1日、横浜市内の球団事務所で日本ハムから金銭トレードで獲得した藤岡好明投手(31)の入団会見を行った。背番号は「68」に決まった。高田GMは「早い段階で1軍合流ってことになると思います」と期待の言葉をかけた。
藤岡の会見での一問一答は以下の通り。
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-トレードが決まった時の心境は。
「やっぱり最初は驚きが出ました。開幕直後の登板でやられましたんで、やり返したいと思っていた時のトレードの話だったので、ビックリした部分もありましたけど、チャンスをいただけるっていうのは、選手としてはありがたいことですし、このことをいいきっかけにしたいと思います。努力して、多く投げたいなと思います」
-DeNAというチーム、そしてラミレス監督の印象は。
「ベイスターズファンの方たちは熱狂的で、声援がすごい大きいですし、球場が一体になっているイメージで、その中で自分が投げられるのは幸せなことだなと思います。ラミレス監督は、どういう野球をするのかという楽しみがあります」
-ラミレス監督の指導という部分で楽しみにしていることは。
「現役の時から見ていましたが、すごくいいバッターでしたし、読みの鋭い方だなと思っていましたので、監督になられても読みだったりであるとか、そういう部分が出るんじゃないかなと思います。いい成績を残された方なので、バッター目線でこういうピッチャーは嫌だなという考えをお持ちだと思うので、そういう部分を聞きながら、抑える確率が高いピッチャーになれたらと思います」
-自身の持ち味は。
「インサイドに強い球を投げられるのが持ち味だと思う。右、左関係なくインサイドを強気に投げられるのが持ち味なので、それがしっかりできるように取り組んでいきたい。チームの勝利に1試合でも多く貢献したい。1試合、1試合、後悔しないように取り組みたいと思います」
-ラミレス監督はキャンプから投手陣に対し、内角球を投げることを徹底しているが、自身の持ち味に合致するのでは。
「オープン戦で(DeNAと)対戦した時に、そういうふうに(内角に)多く投げているなといは感じていました。自分もその部分を強調して持ち味を出せられたらなと思いますし、できるのであれば、迷いなく(内角に)いきたいと思います」