由伸監督、5失策で勝利「結果すべて」
「広島4-6巨人」(1日、マツダスタジアム)
巨人は4-4の延長十回、立岡の中越え適時三塁打などで2点を勝ち越し、試合を決めた。5失策と守備陣が乱れながらも競り勝った。
序盤から負の連鎖を断ち切れず、ギャレット、長野、坂本、そしてクルーズの2つを含め、チームでは6年ぶりの5失策。1-2の二回には無死一、三塁の場面で、先発の高木が規則改正で禁止となった三塁へのけん制の偽投でボークを取られるボーンヘッドを犯し、追加点を奪われた。
それでも広島の拙攻やミスに助けられ、2試合連続の延長戦勝利。疲労の色がにじんだ高橋監督だったが「結果がすべて。勝てばいいというわけじゃないが、当然、負けるよりはいい」と、冷静に振り返った。