ヤクルト連敗止める 成瀬は2勝目

 「ヤクルト6-2巨人」(12日、神宮球場)

 ヤクルトが連敗を2で止めた。先発・成瀬は6回5安打2失点で2勝目(1敗)を挙げた。

 三回1死一、二塁から比屋根の左前適時打で1点を先制。さらに1死満塁から山田の左前適時打と巨人の捕手・小林誠のエラーでこの回3点を奪った。

 3-1の四回は無死二、三塁から捕逸で1点。4-2の五回は雄平の左前適時打、八回は川端の左前適時打で追加点を挙げた。

 成瀬はお立ち台で「チームが連敗していたので止めたかった。先週も週の頭(火曜日)に投げて(敗戦)流れが悪くなった。1週間の初戦は大事なので気合を入れて投げた。序盤は良かったが最初の失点がホームランなのは反省。投げるイニングも物足りない。先発投手としてもっと仕事をしたかった。(三回の攻撃では)僕のバントミスがありながら1点を取ってくれたので守りきろうと思った」などと反省を交えながら試合を振り返った。

 成瀬はこの日、巨人を相手に「切れ目のない打線。低めを心がけた」とゴロを打たせる投球。五回は1死満塁の危機を招いたが、犠飛による1失点でしのいだ。真中監督も「苦しいところで、よく粘ってくれた。あの回がすべて」と左腕をねぎらっていた。 また、先制打の1番打者・比屋根は「チャンスをいただいたので何とか勝利に貢献したかった。自分の仕事をしていくだけです」などと話した。

 巨人は0-3の四回、坂本の2号ソロで1点。1-4の五回は長野の犠飛で2点目。先発・ポレダは4回6安打4失点で2敗目(1勝)。

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