オリックス 今季初連勝の裏に白ズボン
「オリックス1-0日本ハム」(14日、京セラドーム大阪)
オリックスが糸井の2試合連続本塁打で得た1点を守りきり、今季初の連勝。初のカード勝ち越しも決めた。
奮闘する選手たちとは別に、連勝の裏で首脳陣の願掛けもあった。12日の試合後の佐竹外野守備走塁コーチが首脳陣に呼び掛けた。
「あしたから全員、白いズボンで来ましょう」-。
5連敗とどん底のチーム状態。少しでも明るくという願い、チーム一丸の思いをホワイトジーンズで表そうとなったのだ。
慌てたのがベテランコーチ陣。酒井投手コーチは「ホワイトジーンズなんて持ってないから慌ててユニクロに行きましたよ」と苦笑い。13日の球場入りは西村ヘッドコーチ以外のコーチ全員がホワイトジーンズで表れた。これが連敗ストップ。白星につながった。
慌てたのが西村ヘッドコーチ。冗談と思って一人、乗り遅れた。慌ててこの日、買いに行ったという。
おしゃれで通る高橋打撃コーチはダメージの入ったホワイトジーンズで登場。「さすが!」の声があがった。
三輪コーチは「季節感ゼロ。白はこれしか持っていない。明日もこれですよ」とくるぶしが見える夏仕様に苦笑い。
酒井コーチも「明日も連投です。この白がクリーム色になるまで勝ち続けてくれたらいい」と願いを込めた。
ちなみに福良監督は験担ぎを一切しないため、普段通りの服装だった。