東海大市原望洋が木更津総合撃破!
「高校野球・春季千葉大会・準々決勝、東海大市原望洋6-1木更津総合」(30日、千葉県天台球場)
東海大市原望洋が快勝。センバツ8強の木更津総合を破った。
初回に倉石匠己外野手(3年)の先頭打者本塁打で幸先良く先制すると、中盤に長打で中押し。主導権を渡さなかった。
29日の3回戦で自己最速153キロをマークした島孝明投手(3年)は、先発投手が連打で1点を失った八回無死一塁から登板。150キロを計測した直球とスライダーで3三振を奪い、2回1安打無失点で試合を締めた。
「昨日より良くなかった。決めようと力んでしまった」と反省点も挙げたが、4強入りに貢献する火消し。木更津総合を撃破したことには「非常に大きな勝利になると感じています」と、手応えを口にした。
2月に左足首をねんざ。3月中旬の投球再開までに1カ月を要した。「まだ6割ぐらい。よくない状態で150キロ出せたのはいいのかな」と頬を緩めた島。「次も全力で勝ちを狙っていきたい」と、関東大会切符がかかる準決勝に目を向けた。