DeNA井納、20代最後の登板で3勝目
「阪神2-3DeNA」(30日、甲子園球場)
DeNAが連敗を2で止めた。先発・井納は7回3安打無失点で3勝目(2敗)を挙げた。八回を三上が抑え、九回は山崎康がゴメスに2ランを浴びたが、逃げ切って4セーブ目(1敗)。
井納はヒーローインタビューで「(二塁に走者を背負った)二回と六回をしっかり踏ん張れた。(91球で代打と交代)打順的なもので、自分の中ではいくつもりだったが、チームが勝つためと言われた(その代打・宮崎は本塁打)。次からは(もっと多く投げるように)頑張りたい」と話した。
井納はまた、5月1日に満30歳の誕生日を迎えるが、「いい20代の終わり方ができました。(今季防御率は1・47になり)唯一自分で下げられるところなので、最終的にはそういう数字にするため今後も頑張っていきたい。(チームは)苦しい試合が何試合かあるが、持ち味を出せるようにしたい」と加えた。
DeNAは四回、先頭の関根がチーム初安打の内野安打で出塁。1死一、二塁から重盗で二、三塁とし、ロペスの左犠飛で1点を先制。八回は代打・宮崎が左越えに今季1号ソロ。九回は1死満塁から代打・井手の適時打で貴重な3点目を挙げた。
阪神は0-3の九回2死一塁からゴメスがバックスクリーンへ9号2ランを放ったが1点差まで。先発・藤川が七回途中3安打1失点と好投したが、2敗目(1勝)を喫した。