西武 雄星がホーム今季初白星
「西武8-2オリックス」(4日、西武プリンスドーム)
西武が13安打8得点でオリックスを圧倒し、連敗を2で止めた。
打線の援護を受けた先発・菊池は7回6安打2失点で2勝目(4敗)、本拠地での今季初勝利を挙げた。ゴールデンウイークで超満員のスタンドからは大声援が飛び、「選手冥利(みょうり)に尽きます。本当にうれしい。(少年時代のGWの思い出は)花見をしました。岩手は寒いのでこの時期でした」などと笑顔で話した。
菊池はまた、「野手の方に助けていただき、伸び伸び投げることができました」と感謝した。この日は変化球を主体に丁寧なピッチング。「いつもビッグイニングを作ってしまうので、何とか粘れました。過去の試合ではカーブとチェンジアップがなかなか決まらなかったので、銀さん(炭谷)と話をして変化球を多めにしました。いいきっかけになれば」と語った。
今季は開幕投手でシーズンを迎えた。ようやく挙げた本拠地での1勝目。「シーズン終盤になって、監督はじめ皆さんに雄星に開幕を任せて良かったと思えるピッチングをしたいです」と、球種同様にさまざまな言葉を交えたインタビューとなった。