中大が今季初勝利 鍬原が5回0封と好投
「東都大学野球、中大10-3専大」(18日・神宮球場)
最下位が確定している中大が快勝し、今季初白星。開幕からの連敗を8で止めた。
今季初先発した鍬原拓也投手(3年・北陸)が5回2安打無失点、5奪三振の好投。150キロを計測した直球と落差のあるシンカーのコンビネーションで相手打線を寄せつけず、試合の流れを作ると、打線は三回に4安打を集中して4点を先制して援護。その後も攻撃の手を緩めず、15安打で10得点を奪った。
責任を果たした右腕は「9連敗はダメなので緊張していた。ホッとはしました」と笑顔。先発としてはリーグ戦での初白星を喜んだ。
2部優勝校との入れ替え戦は6月13日から行われる予定。秋田秀幸監督は「どんな形でも勝つというのはいい。この勝ちがどういう風に生きてくるか。パワーにしてやってくれれば」と、チーム状況が好転するきっかけとなることを期待した。