中大・喜多川 リーグ戦初勝利!
「東都大学野球、中大1-0専大」(19日・神宮球場)
中大が3投手のリレーで完封勝ち。勝ち点1とした。三回から2番手で登板した喜多川省吾投手(2年・前橋育英)が、リーグ戦初勝利を挙げた。
直球の球速は130キロ台ながら、制球よく緩急をつけて5回2/3を4安打無失点、6奪三振の好投。「ロングリリーフは初めて。打たせて取ることを意識して、ていねいに投げた。5回も投げられたのは、自信になる」と、笑顔がはじけた。
13年夏の甲子園では、2番手投手として優勝。エースだった同級生の西武・高橋光成とは、連絡を取って励まし合っている。「アイツ、今日は先発ですよね?この前も登板前に『頑張れよ!』ってメッセージを送りました。『勝ったよ!』って言いたい。自分も負けないようにやりたい」と、声を弾ませた。
中大はすでに最下位が確定。6月13日からは、2部優勝校との入れ替え戦に臨む。喜多川は「勝ち点を取れたことが入れ替え戦へのいい準備。チーム一丸となって、自分の力になれるように頑張っていきたい」と、意気込んだ。