筑波大 10年ぶりVかけて優勝決定戦へ

 「首都大学野球、筑波大3-1桜美林大」(21日、サーティーフォー相模原)

 筑波大が最終戦に勝利し、勝ち点4とした。東海大に敗れた日体大と勝ち点と勝率で並んで首位に浮上し、23日に優勝決定戦(サーティーフォー相模原)に臨むことが決まった。

 同点の六回に敵失で勝ち越すと、七回にも適時打で加点。投げてはエース・石黒敦也投手(4年・秋田南)から大道寺拓投手(3年・弘前)へのリレーで、初回の1点のみに封じた。

 敗れればV逸となる一戦。川村卓監督は「序盤は変なプレッシャーがかかっているんだなと思っていた」と、振り返ったが、エースが試合を作り、中盤の勝負所をものにした。06年秋以来10年ぶりの優勝がかかる決定戦に向け、指揮官は「他力本願だったので、捨て身で行きます。勢いで行くしかない」と、気合を入れた。

 3回無安打無失点の好救援を見せた大道寺は、昨年8月に内野手から投手に転向したばかりの右腕。経験の少なさを感じさせないマウンド裁きを見せる最速148キロの守護神は「(優勝争いの)プレッシャーは感じるが、投げる場面ではどこでも全力で投げるということは、オープン戦からブレないようにやっているので」と、頼もしかった。

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