立大 17年ぶり今世紀初Vへ逆王手!
「東京六大学野球、立大5-2明大」(22日、神宮球場)
勝ち点を挙げたチームが優勝となる直接対決は、立大が逆転勝ち。1勝1敗のタイとし、99年秋以来となる優勝に逆王手をかけた。
1点を追う五回に適時打で同点とすると、六回に佐藤竜彦外野手(4年・国学院久我山)が左越えに勝ち越し3ラン。八回にも1点を加えて逃げ切った。
佐藤竜の父は、ヤクルトなどで活躍したオリックス・佐藤真一スカウト。父と同じ右打ちのスラッガーは、今季3本塁打目となる殊勲の一発に「直球に合わせようと思って、上からたたくことだけ考えた。会心?そうですね」と、笑みをこぼした。
土俵際から寄り戻し、決着は3回戦へ。溝口智成監督は「いよいよ決勝戦。精いっぱい選手が力を発揮できるように声をかけたい」と表情を引き締めた。