法大・船曳が初スタメン3安打で貢献

 「東京六大学野球、法大10-4東大」(22日、神宮球場)

 法大が序盤に大量点を奪って快勝。1勝1敗のタイとした。

 「8番・左翼」でリーグ戦初スタメン出場の船曳海外野手(1年・天理)が、4打数3安打の活躍を見せた。

 二回に右前打で好機を拡大すると、三回は遊撃内野安打。いずれも、追加点のホームを踏んだ。六回には左中間への二塁打。「1打席目にヒットが出たことが一番大きかった。1本出ると2、3本と出る選手なので」と、充実感をにじませながら振り返った。

 50メートル5秒9の俊足とシュアな打撃が持ち味。昨夏は高校日本代表の主力として、U-18ワールドカップ準優勝に貢献した。慶大・柳町ら1年生の活躍が目立つだけに「刺激になります。負けていられない」と対抗心を燃やした。

 生きのいい新戦力の働きに、青木久典監督は「よく期待に応えてくれた」と目を細めていた。

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