DeNA6連勝で勝率5割 今永4連勝
「DeNA3-1広島」(28日、横浜スタジアム)
DeNAが今季最長の6連勝で勝率を5割とした。ドラフト1位新人の先発・今永は6回2/3、6安打1失点で、プロ入り4連敗後の4連勝となった。
DeNAは四回1死から乙坂が遊撃内野安打で出て、続く筒香が右中間へ12号2ランを放ち2点を先制。1点差に迫られた七回は2死二塁から乙坂の中越え適時二塁打で1点を加えた。
首位・広島は連敗。0-2の七回2死から小窪が今永のエラーで出塁し、会沢、代打・松山の連打で1点。なおも2死満塁の好機はDeNAの2番手・須田に抑えられ、九回は山崎康を攻めて無死一、二塁としたが、後続を3者連続三振に仕留められた。ドラフト1位新人の先発・岡田は6回6安打2失点で2敗目(0勝)。
試合後のお立ち台には歴代ドラフト1位の3人が上がった。
岡田とのドラ1ルーキー対決も制した今永は「筒香さんの本塁打で勇気をもらいました。(七回2死後は自らのエラーから降板)僕自身のミスで首を絞めてしまった。明日からしっかり練習してミスをなくしたい」と反省を忘れなかった。
今永の招いたピンチを救った2011年入団の須田は「絶対に抑えてやろうという気持ちで投げた」と振り返った。試合中はベンチに戻った須田を今永が脱帽で迎えていた。
そして10年入団の筒香は、勝率5割に「シーズンが終わるまで変わらずに全力でいきます」とファンへ誓った。