ヤクルト延長戦制す 中村が決勝打
「中日6-9ヤクルト」(28日、ナゴヤドーム)
ヤクルトが延長戦を制した。6-6の延長十一回、2死一、二塁の場面で、中村が中日7番手・福から右翼への2点二塁打を放って勝ち越し。さらに比屋根の中越え適時三塁打で、この回3点を奪った。
2点リードで九回を迎えたが、抑えのオンドルセクが誤算で追い付かれた。しかし延長十回は村中がピンチを背負いながらも無失点で切り抜け、十一回は久古が締めた。村中は2年ぶりの勝利、久古はプロ1年目の2011年以来、通算2セーブ目を手にした。
決勝打の中村は「みんながつないでくれて、いい場面で仕事をすることができた。点を取られ過ぎたんで、最後いい形で返すことができてよかったです」と振り返った。
中日は勝率5割に戻った。九回に追い付く粘りを見せたが、勝ち越せなかった。