巨人が連敗7で止める 阪神は打線不発
「巨人2-1阪神」(29日、東京ドーム)
巨人が連敗を7で止め、借金1に戻した。三回、ドラフト2位・重信(早大)の中前適時打、坂本の10号ソロで、この回2点を奪った。先発の高木は7回1失点で4勝目(4敗)。八回はマシソン、九回は沢村が無失点に抑えた。沢村は12セーブ目を挙げた。
チームの連敗を止めた高木はお立ち台で、「本当によかった。初回から飛ばしていきました。ホッとしています」と笑顔を見せた。先制打の重信はプロ初のお立ち台に立ち「胸の高鳴りが止まりません」と興奮を隠さず、キャプテンの坂本は「高木勇人にヒーローインタビュー、ちゃんとしゃべれるように指導しておきます」と話し、笑いを誘った。
阪神の連勝は2でストップし、勝率5割に戻った。打線がわずか4安打で、得点は四回の鳥谷の4号ソロによる1点だけ。先発のメッセンジャーは最後までマウンドに立ち8回2失点と好投し、通算1000奪三振も達成したが、打線の援護なく4敗目(4勝)を喫した。