巨人・高橋監督、泥沼連敗脱出も淡々

 「巨人2-1阪神」(29日、東京ドーム)

 巨人が連敗を7で止め、借金1に戻した。三回、ドラフト2位・重信(早大)の中前適時打、坂本の10号ソロで挙げた2点を、高木、マシソン、沢村のリレーで守り切った。

 最後は九回2死一塁で、沢村がゴメスを三ゴロに打ち取ってゲームセット。高橋監督は、勝利監督インタビューで、ゲームセットの瞬間のことを聞かれると「特にないですけど」と冷静そのもの。「快勝というわけではないですけど。きょうみたいなゲームを取れたのはよかったと思います」と、淡々と振り返った。

 10年ぶりの7連敗を喫し、新人監督にとっては重圧があったのでは、と聞かれると「いや、特にないですけど」と、またも冷静に返した。31日からの交流戦に向け「流れがよくない中で一つ勝てましたんで、これで少し流れが変わってくれればいいと思いますし、交流戦に向けてまた頑張っていきたい」と決意を口にした。

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