早大小島13K初完投勝利 自身も驚く
「東京六大学野球、早大4-2慶大」(30日、神宮球場)
早大が快勝し、勝ち点2とした。小島和哉投手(2年・浦和学院)が7安打2失点で、リーグ戦初完投勝利を挙げた。
緩いカーブやスライダーなど変化球がさえ、4者連続を含む13奪三振。三振数には「13ですか!?」と、自身も驚く力投だった。これで早慶戦の勝利は1年春から3季連続、3戦無敗だ。
主にリリーフを任された今季、調子はいまひとつでチームも低迷。今季2度目の先発となった最終戦で結果を残したものの、2勝を挙げたにとどまった。もう1ランク上の活躍が期待される左腕は「反省点がたくさん出た。秋は先発できるようにしたい」と、巻き返しを誓っていた。