関東第一・石橋、横浜・藤平からマルチ
「高校野球・親善試合、横浜9-1関東第一、横浜7-5関東第一」(5日・江戸川区球場)
関東第一の1年生スラッガー、石橋康太捕手が2試合で7打数4安打と、大器の片りんを見せた。
2試合とも「4番・一塁」でスタメン出場。第1試合では、横浜のドラフト上位候補右腕・藤平から初回に右前打を放つと、六回には左前打を運んだ。第2試合でも、相手左腕エースの石川から中前打に左前打と、ヒットを重ねた。
千葉市シニアでは、藤平の2年後輩だった石橋。あこがれの先輩からマルチ安打をマークし「すごい投手と対戦できて、結果を出せて自信になる。『ナイスバッテイング』と言ってもらいました」と、充実感を漂わせた。180センチ、85キロの体格を誇る右の大砲候補。3季連続の甲子園を狙う強豪に、楽しみなルーキーが現れた。