ハム大谷7回無失点5勝目 163キロ連発

6回、ピンチを脱し、ガッツポーズで雄たけびを上げる大谷=札幌ドーム(撮影・西岡正)
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 「交流戦、日本ハム6-0阪神」(12日、札幌ドーム)

 日本ハム・大谷翔平投手(21)が指名打者制を解除し「5番・投手」でスタメン出場。7回を3安打8三振無失点と好投し、5勝目を挙げた。

 初回。6月5日の巨人戦でマークした自己最速タイとなる163キロの直球を3球、投じた。鳥谷、西岡、ゴメスを3者連続三振に抑えると、二回以降も160キロを連発し、三回まで無安打に抑えた。

 5点リードの六回1死一、二塁では西岡を投ゴロ、ゴメスを右飛に仕留めて、ピンチを脱すると、七回は福留、原口、高山を3者凡退に抑え、この回で降板した。

 野手としては二回の第1打席では遊飛。2打席目には三邪飛。六回には四球と計2打数無安打だったが、大谷が出場で厚みが増した打線は、陽岱鋼、西川、レアードの一発攻勢でエースを援護した。

 勝ち星が負け数を上回った大谷は「初回から全力で行こうと思ったのでよかった。163キロ?他のボールと特には変わらないです。勝ったので100点です」と笑顔で振り返っていた。

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