ヤクルト鷹狩り 中村が殊勲の2点打
「交流戦、ヤクルト6-4ソフトバンク」(14日、神宮球場)
ヤクルトが終盤の逆転劇で、ソフトバンクの連勝を6で止めた。
1点を追う八回。雄平の適時打で1点を返し、なお2死一、二塁から8番・中村が「直球一本に絞っていた」とスアレスの154キロを強振。打球は左中間を割る2点適時二塁打となり、お立ち台で「いい角度で上がってくれたので抜けてくれると思った。気持ちいいです」と満面の笑みを浮かべた。
昨季、日本シリーズを戦った相手からの1勝。真中監督は「雄平と中村が2人で、ここぞという場面でよく決めてくれたと思います」と声を弾ませた。連敗は2で止まり、借金を10に戻した。中村は「いいきっかけになってくれれば」と浮上への手応えを口にしていた。