中大・鍬原が大学初完投初完封
「東都大学野球・1部2部入れ替え戦、中大3-0青学大」(15日、神宮球場)
1部6位の中大が競り勝ち、1勝1敗のタイとした。
両チーム無得点の六回、1死二、三塁から、野選の間に先制。七回は保坂淳介捕手(3年・佐野日大)の適時二塁打、八回にも大城幸泰外野手(2年・糸満)の適時打で加点した。
投げては鍬原拓也投手(3年・北陸)が、140キロ台中盤の直球を中心に4安打しか許さない好投。大学初完投を初完封で飾った。
秋田秀幸監督は「鍬原に尽きます。力まずに投げてくれた」と右腕を称賛。崖っぷちの一戦でチームを救った鍬原は「先に点を取られなきゃ勝てると思った。明日も行けと言われたら行きます。全然大丈夫です」と、笑顔で1部残留がかかる3回戦への意気込みを口にした。