中大が1部残留!2戦連続完封勝利
「東都大学野球・1部2部入れ替え戦、中大2-0青学大」(16日・神宮球場)
1部6位の中大が、2試合連続の完封勝ちで1部残留を決めた。
1回戦から中1日で先発した伊藤優輔投手(2年・小山台)が、8回3安打無失点と好投。140キロ台の球威のある直球を中心に、1四球と制球もよく、三塁を踏ませなかった。九回は、前日の2回戦で完封勝利の鍬原拓也投手(3年・北陸)が登板、1死から安打を浴びたが後続を打ち取り、試合を締めた。
打線は三回に敵失で先制。六回には堀内寛人外野手(2年・県岐阜商)の適時二塁打で貴重な追加点を挙げた。
1回戦は初回に3点を先制しながら逆転負け。後がない状況から投手陣が踏ん張り、盛り返した。伊藤は「(2部に)落ちてもしょうがない、思い切り野球をやろうと、チーム全体が開き直れた。崖っぷちから2試合完封できたのは自信になる」と、会心の笑みを浮かべた。
2部1位の青学大は、先勝した後に連敗。4季ぶりの1部復帰はならなかった。