「ＤｅＮＡ１２－６巨人」（２４日、横浜スタジアム）

　ＤｅＮＡ打線が１３安打１２得点の猛攻。序盤で巨人の先発、菅野を攻略し、連敗を６で止めた。

　初回に梶谷の適時打で１点を先制。二回に桑原の２点適時打など３点を奪うと三回にも戸柱の適時打、さらに桑原の６号満塁弾で５点を加え、菅野から序盤で９点を奪い、マウンドから引きずり下ろした。

　五回からの３イニングでも中押し、ダメ押しと加点し、一方的な試合展開に。

　プロ初の満塁弾を含む３安打６打点の活躍の桑原は「自分がチームを勢いづけたいと思っていた。どんなときでもたくさんの人が応援してくれるので元気をもらっています」とファンに感謝した。

　大量援護を受けた先発・井納は６回を５安打２失点で５勝目を挙げ、「開幕戦のようにマウンドに立つことができた。内容は良くなかったが、野手のみなさんのおかげです」とこちらは打線に感謝した。

　巨人は先発の菅野が２回１／３を１１安打９失点で降板。プロ最短でのＫＯ劇となった。

　打線は九回にギャレットが９号ソロ、大田が代打４号３ランを放ったが、序盤の失点が大きかった。