中日ビシエドは虎大好き 6発で率4割超

 「中日7-2阪神」(1日、ナゴヤドーム)

 中日・ビシエドが17号3ランを含む2安打4打点の活躍を見せた。大好きな阪神戦で、復調への手応えをつかんだ主砲は、お立ち台で「長い間打てなくて苦しんだが、ようやく出て本当にうれしい」と安堵の笑みを浮かべた。

 六回、1点を先制して、なお無死一、二塁で、左翼フェンスをギリギリで越える3ラン。6月9日のオリックス戦以来、16試合ぶりの一発。6-2の七回には右中間へ適時二塁打を放った。「いいときも悪い時もあるが、諦めずに、しっかりと毎日練習して(試合に)向かうことが大事だと思っている。これが続けられるように」と気を引き締めた。

 阪神戦の強さは数字が示している。本塁打は6本目(その他はヤクルト、広島から3本、巨人から2本、DeNAから1本、交流戦2本)。さらに対戦成績は50打数21安打の打率・420、長打率・860と、驚異的な成績だ。

 谷繁監督は「やっと長いトンネルから抜け出したような当たりを打ってくれた。日本平のトンネルをずっと通っているような感じだった。久々にビシエドの打球を見たなという感じだった」と、主砲の復調を感じ取っていた。

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