ヤクルト 山田の千金弾で接戦制す
「ヤクルト2-1巨人」(2日、秋田こまちスタジアム)
同点の八回、山田の27号本塁打で勝ち越したヤクルトが接戦をモノにした。
山田は八回、2死走者なしから巨人の2番手、宮国のスライダーを左翼スタンドへ。本塁打レースを独走する若き4番が存在感を見せつけた。
この試合3安打猛打賞の山田は「難しいことは考えず、シンプルに自分のスイングすることだけを考えていた。まさか本塁打打てるとは思っていなかったので、想像以上で満足しています」と振り返った。
本塁打レースでは、中日のビシエドら2位以下に10本差をつけているが、「めちゃくちゃうれしいです」と笑顔を見せた。
九回を新守護神、秋吉が巨人打線を0点に抑えて3セーブ目。先発したデイビーズは勝ち負けなしも、7回6安打1失点の好投。2番手で1回無失点のルーキが4勝目(2敗)。
巨人は打線が九回、粘りを見せたが追いつけず。エースの菅野も6回1失点と踏ん張ったが、援護に恵まれなかった。