金丸祐三が男子400Mで10連覇
「陸上日本選手権・最終日」(8日、とうほう・みんなのスタジアム)
男子400メートルが行われ、金丸祐三(26)=大塚製薬=が45秒69で10連覇を飾った。
初優勝の時は高校生だった金丸は節目の勝利に「気にしないようにしていたけど、どうしても頭にあった。勝ちたいなと。足元をすくわれるんじゃないかというのも頭をよぎって、変なテンションだった。年を取ると色んなことが心配になる」と、ホッとした様子で笑った。
「タイムにこだわる」という今季の目標は高野進の持つ日本記録44秒78だ。「大きな壁ですね。現状ではどうやって出せばいいのかというのは見えていない。何かもう1つ武器、強みを成長させないといけない」と、見据えた。