旭天鵬が狙う「40歳幕内」の長寿伝説

稽古終了後、旭日松(左)からシャワー攻撃を受ける旭天鵬
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 「大相撲名古屋場所」(13日初日、愛知県体育館)

 角界の“レジェンド”39歳の旭天鵬が長寿伝説作りに燃えている。今場所は幕内在位場所数で歴代3位の寺尾の93場所に並び、幕内出場回数は13日目に同3位の寺尾の1378回に並ぶ。秋場所前日の9月13日には40歳になり、史上初の40歳幕内にも変わらぬ意欲を見せる。

 2日は名古屋市内の友綱部屋で新十両旭大星を相手に8番取って7勝1敗。最後は若手のホープに花を持たせた格好で、持ち前のフトコロの深さと衰えぬ力強さを披露した。

 先場所は12敗し、番付を東12枚目まで落としたが、このままズルズルいく気は毛頭ない。今場所幕内を維持すれば、9月の秋場所では史上初めての40歳幕内が誕生する。

 「記録はいいね。とても励みになる。目標があるというのがいいんだな。40歳幕内は俺だけだからね。頑張る気になりますよ」。角界の長寿伝説は旭天鵬が作る。

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