江畑、フランスのRCカンヌへ移籍
バレーボール女子の日本代表で、プレミアリーグの日立に所属する江畑幸子(24)がフランスリーグのRCカンヌへ移籍することが24日、発表された。
RCカンヌからオファーを受け、「バレーボール選手としての成長と、さらなる飛躍のために、世界のトップクラスのリーグでプレーし、自分を磨きたい」という希望から移籍が実現した。
RCカンヌは1922年に創設され、フランス国内リーグでは1998年以降、連続優勝している強豪で、世界のトップクラスの選手が在籍している。今年8月末で日立を退社し、9月からRCカンヌに合流する予定。
江畑は「2008年に(日立に)入社し、翌年にチャレンジリーグ降格。それからは苦しい思いもたくさんしましたが、そんな中でも頑張れたのは、心から応援してくれる皆様がいてくれたお陰です」とチームメートやスタッフ、ファンに感謝。そして「次のオリンピックも見据えて自分自身、さらに上を目指すために考えた末、今回の決断に至りました」とコメントした。
江畑は秋田市出身。2012年のロンドン五輪では日本代表として出場。日本女子バレーボールにとっては28年ぶりとなる銅メダル獲得に貢献した。