柔道女子金の近藤 気を引き締め帰国
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ロシア・チェリャビンスクで行われた柔道の世界選手権で金メダル4つを含む計9つのメダルを獲得した日本代表が2日、成田空港に帰国した。
初出場ながら、日本女子の看板階級・女子48キロ級で日本勢2大会ぶりの金メダルをもたらした近藤亜美(19)=三井住友海上=は、「自分は周りの先輩たちに比べて技術がないので、気持ちで戦った」と、笑顔で喜びを口にした。一方で世界女王の重みも感じているようで「金メダルはうれしかったけど、次の試合がすぐにあるので、早く練習しないとという気持ちがわき上がった。自分はまだぽっと出の選手。1つ1つの試合をものにして、2年後の五輪に繋げていきたい」と、表情を引き締めた。
男子66キロ級で3連覇の海老沼匡(24)=パーク24=も「今の自分の力は出せた。もっともっと強くなって、(16年)リオ五輪で金メダルを獲れるように頑張りたい」と、今後を見据えた。