最終聖火ランナー死去に哀悼の声

 1964年東京五輪の開会式で聖火最終ランナーを務め、10日に69歳で亡くなった坂井義則氏にスポーツ界から哀悼の声が相次いだ。同五輪で日本勢の金メダル第1号となった重量挙げの三宅義信氏は「聖火台に火をともす姿を見て、次は俺たちがやるぞと気合が入ったのを覚えている。本当に寂しい」と悼んだ。

 バレーボール女子「東洋の魔女」の金メダルメンバー寺山(旧姓宮本)恵美子さんは「先日の国立競技場サヨナライベントでお見かけせず、お元気かなと思っていた。残念です」と話した。

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