萩野 韓国レジェンドにリベンジ期す
19日に韓国、仁川で開幕するアジア大会に向け、競泳日本代表が17日、韓国入りした。
リレーを含め、8種目に出場の可能性がある“マルチスイマー”萩野公介(20)=東洋大=は「アジア大会は初めてなので、ワクワクしている。日本チームとして過去最高の金メダルを狙っているし、力を発揮して、その目標に貢献できるように頑張りたい」と、笑顔で話した。
大会の400メートル自由形などでは韓国の英雄と呼ばれる北京五輪金メダリストの朴泰桓との対決にも注目が集まる。パンパシフィック選手権では、体1つ分リードされ、敗れた。競泳の行われる文鶴水泳場は、韓国では朴泰桓アクアティックセンターと呼ばれる場所。「偉大な選手だし、パンパシでは完敗だった。どれだけいい勝負ができるか。前回は勝負にびびって、前半遅く入ってしまった。今回は積極的にいって、いいレースがしたい」と、“レジェンド討ち”に闘志を燃やした。