猫ひろし 完走者最下位も「ニャー!」
「アジア大会・マラソン男子」(3日、仁川)
男子マラソンが行われて日本勢はトラック勝負で惜しくも敗れ、松村康平(27)=三菱重工長崎=が2時間12分39秒でトップと1秒差の2位、公務員ランナーの川内優輝(27)=埼玉県庁=は2時間12分42秒で同4秒差の3位に終わり、15年北京世界選手権の代表内定を逃した。
レース後、松村が「正直、金メダルが目標だった。悔しい」と話せば、川内も「金、銀が見えていた。取れずに悔しい。これで悔しくなかったら、アスリートを辞めた方がいい」と、唇を噛みしめた。
カンボジアからはタキザキクニアキこと、カンボジア国籍を取得した芸人の猫ひろしも出場し、完走した14人の中では最下位となる14位。2時間34分16秒で自己ベストも更新できず、「もうちょっとタイムが5分遅い。悔しいです」と悔やんだが、最後は「感謝、韓国、ありがと、ニャー!」と、芸人らしく明るく締めくくった。