ハンマー投げで金剥奪

 【仁川共同】アジア・オリンピック評議会(OCA)は3日、仁川アジア大会の陸上女子ハンマー投げで優勝した張文秀(中国)をドーピング違反で失格処分とし、金メダルを剥奪したと発表した。同種目で4位だった綾真澄(丸善工業)が繰り上がって銅メダルを獲得する見通しとなった。

 OCAによると、9月26日の競技前検査で採取された尿検体から、筋肉増強剤の一種であるゼラノールが検出された。今大会のドーピング違反は6件目。

 張文秀は2008年北京五輪で銅メダルを獲得。世界選手権は2大会連続で3位に入っていた。

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