高橋引退に橋本会長「本当にお疲れ様」

 フィギュアスケートのバンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(28)=関大大学院=が14日、現役引退を発表し、これを受けた日本スケート連盟の橋本聖子会長は「本当にお疲れ様でした」などとコメントを発表した。

 橋本会長は8月に、自身が選手団長を務めた2月のソチ五輪の閉会式後に、選手村で開かれた打ち上げパーティー後、高橋にキスを強要したと報じられ、その後に謝罪した。

 高橋の引退について橋本会長は「長い間、日本の男子フィギュアスケート界のエースとしてここまで引っ張って頂き本当に感謝しております。日本男子初のオリンピックでのメダル獲得、そして、世界選手権での金メダル獲得の功績は非常に大きく、彼を目標とし、また憧れて多くの選手が育ちました。本当にお疲れ様でした」と、ねぎらった。

 高橋はこの日、橋本会長宛に次の文面の引退届を提出した。

 「私儀、この度、公益財団法人日本スケート連盟所属の競技選手を引退することと致しましたので、ここにお届けします。競技生活中は大変お世話になり、心より感謝申し上げます。今後も何卒宜しくお願い申し上げます。平成26年10月14関西大学大学院 (自署)高橋大輔」

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