帝京大 筑波大に快勝で開幕4連勝

 帝京大-筑波大 後半、タックルをかわし突進する帝京大・イラウア=秩父宮
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 「関東大学ラグビー、帝京大31-10筑波大」(18日、秩父宮)

 前人未到の大学選手権6連覇を目指す帝京大が快勝し、順当に開幕4連勝を飾った。

 筑波大は主力にケガ人が続出し、早明慶の伝統校を相手に、ここまで3連敗。この日も日本代表WTB福岡堅樹が欠場し、先発15人のうち4年生は3人だけというメンバー構成となった。しかし素早い出足と集散で、開始直後は筑波大が攻め込んで主導権をつかんだ。

 やや慎重な立ち上がりとなった帝京大だが、強力FWを前面に出して反撃に移る。前半17分にSO松田のパントをWTB磯田が押さえて先制トライを奪った。

 しかし、筑波大も36分に1年生CTB鈴木が見事な突破からトライを決めて前半は7-5で帝京大がリードして折り返した。

 後半に入ると帝京大がギアを上げる。まず、後半5分に自陣でのスクラムからつないで磯田が2つ目のトライ。さらに12分には交代でSOに入った朴成基がトライを決めて突き放す。

 筑波大も15分にカウンターからSO亀山がトライを奪い、懸命に食い下がる。だが、地力に勝る帝京大は32分にフランカー杉永、38分にはFBにポジションを移した松田がトライを決めて勝負を決定づけた。

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