萩野公介、専門外100M自由形で5位
「競泳・W杯東京大会第1日」(28日・辰巳国際水泳場)
短水路(25メートルプール)で争われ、アジア大会4冠の萩野公介(20)=東洋大=は、100メートル個人メドレーを52秒03で優勝。スピード強化の一環で出場した100メートル自由形は、5位に終わった。
専門外の100メートル自由形に出場した萩野は、本職の選手たちと終盤まで競り合ったが5位に終わった。100メートル個人メドレーでは優勝したが「ちょっと焦った泳ぎになってしまった。修正点はいっぱいある」と、振り返った。
パンパシ水泳、アジア大会と国際大会を終え、少しオフを取ったそうで、今大会前にウエートトレーニングを再開したばかり。「筋肉痛で背中がとんでもないことになってる」と、苦笑いで話した。
一方で、この日、計7種目で決勝に進んだ女子のホッスー(ハンガリー)の存在には「心配になるぐらい。ちょっとコツを聞いてみます」と、同じ“マルチスイマー”として刺激を受けた様子だった。