東京都の舛添要一知事は2日、ロンドンとベルリンの訪問を終えて帰国し、成田空港で報道陣に「ロンドンは五輪施設を大会後、どう利用するのか最初から計画していたことが成功理由と分かった。これを参考にして、東京五輪の競技施設を見直したい」と述べた。
ロンドンとの今後の関係について「友好都市協定を結ぶのも一つだが、協力の実が挙がればどういう形でもよいと思っている」と語った。
知事は10月27日からロンドンを訪問。五輪公園の競技施設を視察し、ジョンソン市長と会談した。友好都市締結20周年で招待されたベルリンも訪れ、市長と環境など3分野で協力する合意書を交わした。