コナミが2連覇、白井勝太郎が貢献

 「体操・全日本団体選手権・最終日」(2日、代々木第一体育館)

 男女決勝が行われ、男子は世界王者の内村航平(25)擁するコナミが272・600点で、4・4点の大差をつけて2年連続4度目の優勝を飾った。2位は順大、3位には日体大が続いた。

 圧倒的な力を示した連覇の中で、要所で光ったのが、白井勝太郎(23)の演技だった。最初の種目の床運動で内村に次ぐ15・600点をマークすると、跳馬ではドリッグスをほぼ完ぺきに決め、チームトップの15・050点をマークした。

 13年世界選手権種目別床金メダリストの白井健三の兄。今季はアジア大会代表となり、団体金メダルにも貢献。着実に力をつけてきた。白井の父勝晃さんは「(アジア大会で)代表になって変わった。何をしないといけないかが分かったんだと思う。(次男晃二郎が在籍、三男健三が進学予定の日体大と)来年の今頃は兄弟対決してくれたらなと思う」と、目を細めた。

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