監視カメラに盗んでいる状況写ってない

 仁川アジア大会期間中に韓国通信社のカメラを盗んだとして略式起訴された競泳男子の冨田尚弥(25)が6日、名古屋市内で会見を開き、同件について“冤罪”を主張した。

 冨田が見せられたという監視カメラの映像には(1)サブプールからメーンプールへ移動する人の姿、(2)メーンプールのプールサイドにある台座に座っており、その後、台座から別の場所へ移動した姿、(3)ダイビングプール横を通って出口に出るまでの通路を歩いている人の姿、(4)建物の外を歩く人の姿が写っていたという。

 このうち(1)、(3)、(4)の動画は映像がくっきりしており、冨田本人だった。(2)の動画は映像がぼんやりしており、冨田であることが何となく分かる程度のものだったという。冨田がカメラを盗んでいる状況については一瞬たりとも写っていなかったとした。

 ただ、警察官に逆らえば拘束されて帰国できなくなるという不安感、そして、事を荒立てなければ関係者に迷惑をかけないようにしなければと思い、反論はしなかったという。

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