錦織、フェデラーにストレート負け
「テニス・ATPツアー・ファイナル」(11日、ロンドン)
シングルス1次リーグB組で、世界ランキング5位の錦織圭(24)=日清食品=と、同2位のロジャー・フェデラー(33)=スイス=が対戦。錦織は3-6、2-6のストレートで敗れ、1勝1敗となった。フェデラーは2連勝。
錦織はパワーとスピードで優位に立つフェデラーの前に、序盤から劣勢な試合展開となった。第1セットで錦織は、1-2で迎えたサービスゲームの第4ゲームをフェデラーにブレークされ、その後はサービスゲームをキープしたが、ばん回することはできなかった。
第2セットでもフェデラーは隙を見せず、錦織は1-1で迎えたサービスゲームの第3ゲーム、2-4での第7ゲームをブレークされて敗れた。
9日の初戦で錦織はアンディ・マレー(英国)を、フェデラーはミロシュ・ラオニッチ(カナダ)をともにストレートで破っていた。錦織は次戦で準決勝進出をかけ、ラオニッチと対戦する。