錦織が準決勝に進む全パターン公開

 男子テニスの今季最終戦、ATPツアー・ファイナルは11日、ロンドンのO2アリーナで行われ、シングルス1次リーグB組で世界ランキング6位のアンディ・マリー(27=イギリス)が同8位のミロシュ・ラオニッチ(23=カナダ)を6-3、7-5を下して1勝1敗とした。

 日本の錦織圭(24=日清食品)はロジャー・フェデラー(33=スイス)に敗れているため、フェデラーが2勝、錦織とマリーが1勝1敗で並んだ。ラオニッチは2敗だが、現時点では全選手に準決勝進出の可能性がある。

 同大会の公式サイトには13日に行われる1次リーグ最終戦の結果ごとに分類した準決勝進出者のシミュレーションが掲載されている。

 公式サイトの記述をもとに、ラオニッチ戦の結果ごとに錦織が準決勝に進出できるケースをまとめると以下のようになる。

 (1)錦織がセットカウント2-0で勝った場合

 ・フェデラーがマリー戦で1セットでも取れば2位通過

 ・マリーがセットカウント2-0で勝った場合は錦織、フェデラー、マリーの3人のうち獲得ゲーム率の高い順に1位、2位を決める

 (2)錦織がセットカウント2-1で勝った場合

 ・フェデラーがマリー戦で1セットでも取れば2位通過(マリーがセットカウント2-0で勝った場合は錦織は敗退)

 (3)錦織がセットカウント1-2で負けた場合

 ・フェデラーが勝てば2位通過

 (4)錦織がセットカウント0-2で敗れた場合

 ・フェデラーがマリーにセットカウント2-0で勝てば、錦織、マリー、ラオニッチの3人のうち、獲得ゲーム率の最も高い選手が2位通過。1位はフェデラー

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