テコンドー団体 再び分裂か
内紛状態が続く全日本テコンドー協会で現体制反対派の都道府県代表が14日、新団体「全日本テコンドー連盟」(代表 武田正博)を立ち上げると発表した。16日に設立総会を開き、記者会見する。現在は協会が、国内の統括団体だが、新団体は協会に代わり日本オリンピック委員会(JOC)、日本体協への加盟を目指すという。
連盟側は報道各社へのリリースで、新団体設立の理由として、(1)JOCからのコーチ助成金問題、(2)言いなりにならないものは排除する排他的体質、(3)会員への金銭的負担の増加などを挙げた。
テコンドーでは過去にも国内統括団体の内紛や分裂が相次ぎ、04年アテネ五輪では00年シドニー五輪銅メダリストの岡本依子が特例で個人参加したことがある。