白鵬、鶴竜が1敗守る 栃ノ心が2敗

稀勢の里を下し懸賞を手にする白鵬=福岡国際センター(撮影・佐々木彰尚)
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 「大相撲九州場所・12日目」(20日、福岡国際センター)

 横綱白鵬(29)=宮城野=は大関稀勢の里を上手投げで破り、横綱鶴竜(29)=井筒=は、大関豪栄道をはたき込みで破り、ともに1敗を守った。

 白鵬は立ち合いから右を差し、左上手を取る万全の態勢となり、間髪を入れずに稀勢の里を土俵内に投げつけた。

 前日、稀勢の里に敗れ、今場所の初黒星を喫した鶴竜は、立ち合いに右へかわり、頭から出る豪栄道をはたき込んだ。

 白鵬に敗れた稀勢の里は3敗となり、優勝戦線から1歩後退。鶴竜に敗れた豪栄道は4勝8敗で負け越しが決まった。

 12日目を終え、1敗は白鵬、鶴竜の2横綱。2敗は平幕の栃ノ心1人となった。

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