錦織指令で松岡修造VSアガシ夢対決

松岡修造(右)とアンドレ・アガシ(左)の審判を務めた錦織圭(中央)=有明コロシアム(撮影・吉澤敬太)
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 全米オープン準優勝、ツアー4勝と大躍進のシーズンを終えたテニス男子の錦織圭(24)=日清食品=が22日、有明コロシアムで行われた「日清食品ドリームテニス有明」に出場し、テニス界のレジェンド、アンドレ・アガシ(44)と夢対決を行い、8-6で勝利した。

 錦織はロンドンのATPツアーファイナルで手首を負傷したため、急きょ8ゲームマッチに変更。しかし、ここでサプライズが待っていた。錦織が突如、審判台に上り「8ゲームしかできずにすいません。修造さん、いますか?ちょっといいですか?」と、師匠の松岡修造を呼び出すと、「僕の師匠として鍛えてくれましたが、修造さんの本気のテニスを見たことないです。できれば(アガシと)シングルスをしてもらえませんか」と指令。修造は「マジ?マジ?俺、シングルス16年やってないよ」と愚痴りながらも了承。松岡修造VSアガシの7ポイントタイブレークマッチが決定し、審判は錦織が務めた。

 修造が得意のトークで会場を盛り上げれば、アガシはサーブの際にボール2球をトスして応戦するなど、コミカルな展開となったが、錦織もポイントをコールする際に「2-1 ファブリーズ」と修造がCM出演中の商品名でいじる場面もあった。修造は「圭は今はもう僕のテニスの師匠だけど、トークでも師匠だな」と感心しながら、サーブの際に「除菌してやる」と錦織のフリに乗っかり、会場の爆笑を誘っていた。

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