IOC、五輪改革案は挙手で採決 40項目の提案を審議
【モナコ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は5日、モナコで理事会第1日の審議を行い、8、9日の臨時総会で40項目の提案を審議する中長期改革「五輪アジェンダ2020」の採決方法について、通常の無記名の電子投票でなく、約100人の委員による挙手で採決する方針を決めた。時間の短縮が主な理由とし、アダムス広報部長は「1項目ずつ順に採決する」と説明した。
五輪憲章の改正を伴う提案は出席委員の3分の2の賛成が必要となり、2020年東京五輪で野球とソフトボールの復帰などに関連する実施競技の見直しも含まれる。それ以外の項目は過半数の賛成で承認される。