17歳山口が初のバド全日本女王!
「バドミントン全日本総合選手権・第6日」(7日、代々木第二体育館)
女子シングルス決勝が行われ、17歳の山口茜(17)=勝山高=が、2連覇を狙った三谷美菜津(23)=NTT東日本=を2-0(21-11、21-18)で初の全日本女王に輝いた。
第1ゲームから強烈なスマッシュを相手コートに突き刺し、先手を奪うと、第2ゲームは競り合いながらも余裕のある試合運びで、最後に突き放す圧勝だった。
山口は史上3人目の女子高生女王となった。高校2年生での戴冠は11年の奥原希望に並ぶ記録。試合終了の瞬間も感情を爆発させることのなかった17歳は「え~、うれしいです。特に(優勝を)意識せずに自分のできることに挑戦しようとした結果の優勝でうれしい」と、淡々と話しながら、時折はにかんだ笑顔を浮かべていた。