プロテニス世界ランキング５位の錦織圭（２４）が８日、ブログを更新し、２週間のオフを経て練習再開したことを伝えた。

　錦織はわずかな日本滞在を終え、世界ツアー転戦の基地としているアメリカ・フロリダ州の自宅に戻っていることを明らかにした。

　６日（日本時間７日）には練習再開。今週は体慣らしから始め、「来週ぐらいからはもっと追い込んでいくらしいです。恐いです。笑」と、１月から再開されるＡＴＰワールドツアーに向けてマイケル・チャン・コーチの容赦ない指導がこれから本格化する。

　１７歳でプロ転向して以来、世界ツアーに参戦し、今では記者会見も堪能な英語で答えるほどだが、錦織は外国暮らしにうんざりしている部分もあるようだ。

　全米オープン準優勝後、９月に一時帰国した際「和食を食べるのが楽しみ。ノドグロが食べたい」と言ったように、海外生活の間、錦織は日本志向を募らせている。今回の離日では「成田空港で出発する前に外国人をたくさん目の辺りにしてまた外国に戻るのか。。と少し憂鬱でした」と感じたことを打ち明けた。

　それでも錦織の闘いは続く。「でもまぁ自分で選んだことだし、人間居心地が悪いところにいる方が成長する。というのをモットーに頑張ります」と、目標のメジャー優勝を改めて誓った。