11日にバルセロナで開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6人で争うファイナルに日本女子で唯一出場する本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)が9日、中部国際空港から出発した。「出られるだけでうれしい。感謝の気持ちを持って力を出し切りたい」と意気込みを語った。
米国選手が欠場したことにより急きょ繰り上がりで出場が決まった。ほかの選手より現地入りが遅れ、練習が限られるため、名古屋市内のリンクで午前6時から1時間、演技を確認してから空港へ。ジャンプの調子が良くなかったというが「今のうちにいっぱい失敗しておいて良かった」と前向きに捉えた。