町田涙で声詰まらせ…氷上あいさつ全文
「フィギュアスケート全日本選手権エキシビション」(29日、長野ビッグハット)
メダリスト・オン・アイスが行われ、28日に今大会を最後に引退を電撃発表した町田樹(24)=関大=が、現役最後の演技を披露した。
穏やかな表情でリンクに登場した町田には、場内から盛大な拍手が贈られた。
町田は吹っ切れた様子で流れるように氷上を滑り、軽やかにジャンプを披露。演技が終わるとマイクを手に取り、「何も思いを残さない、堂々と誇らかに引退することができます」などとあいさつ。涙で声を詰まらせる場面もあった。
【町田のリンク上でのあいさつ全文】
皆さんこんばんわ。昨日、私は自身の競技人生に終止符を打ちました。約21年間、フィギュアスケートの競技人生、競技活動を続けてきましたが、何も思いを残すことなく、堂々と誇らかに引退することができます。
これもひとえにこれまでに私を支えてくださった多くの方々のご支援ご指導があったおかげです。本当に…(涙で言葉詰まらせ)心からありがとうございました。
最後にもう少しだけ、この曲とともに滑らせてください。曲は「Jete voux」。