大分舞鶴、Aシード国学院栃木を破る
「全国高校ラグビー・2回戦、大分舞鶴31-19国学院栃木」(30日、花園)
ノーシードの大分舞鶴がAシードの国学院栃木を破る大金星を挙げた。
大分舞鶴は前半15分にCTB首藤、同22分にはSH安部がトライを挙げて主導権を握った。後半13分に17-19と逆転を許したが、同16分に左中間ラックから右に展開し、CTB矢野が逆転トライ。同22分にもWTB山下が勝利を決定づけるトライを挙げた。
全国優勝1度、準優勝3度を誇る高校ラグビーの名門として知られる大分舞鶴だが、最近3大会連続で初戦敗退していた。この日は集中力の高い粘りのディフェンスで国学院栃木のミスを再三誘い、着実に得点を重ねた。
Aシードの初戦敗退は第68回大会(1988~89年)2回戦で東農大二(群馬)が作新学院(栃木)に4-16で敗れて以来26大会ぶり。